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ヴィゴ・モーテンセン


アラトリステ スペシャル・エディション [DVD]

17世紀、スペイン? かつて栄華を極めたこの国に、最高の剣士と称される一人の男がいた。

『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『イースタン・プロミス』のヴィゴ・モーテンセン主演!
スペインのアカデミー賞“ゴヤ賞”3部門受賞・15部門ノミネート、スペイン映画史上最高の40億円を投じて製作されたスペクタクル・アクション大作!

【ストーリー】
13歳から己の腕だけを頼りに死と背中合わせの戦場を生き抜いてきた剣士アラトリステ(ヴィゴ・モーテンセン)。戦死した友との誓いを守るため、戦場からマドリードに戻り、彼の息子を引き取る。そんな折、「イギリスからきた異端者ふたりを殺せ」という奇妙な依頼が舞い込む。そこには、スペイン国王をも巻き込む宮廷の謀略が隠されていた。剣に生きる誇り、共に戦う仲間たちへの忠義、そして愛する女性、マリアへの秘めた思い…。すべてを胸におさめ、アラトリステは再び激しい戦いへと身を投じる。

【キャスト】
ヴィゴ・モーテンセン 「イースタン・プロミス」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
エドゥアルド・ノリエガ 「バンテージ・ポイント」
ウナクス・ウガルデ 「宮廷画家ゴヤは見た」
ハビエル・カマラ 「バッド・エデュケーション」
エレナ・アナヤ 「ヴァン・ヘルシング」
アリアドナ・ヒル

【スタッフ】
監督・脚本:アグスティン・ディアス・ヤネス 「ウェルカム!ヘヴン」
原作:アルトゥーロ・ペレス=レベルテ
製作総指揮:イニゴ・マルコ、べレン・アティエンサ
撮影監督:パコ・フェメニア
編集:ホセ・サルセド
音楽:ロケ・バニョス
衣装デザイナー:フランチェスカ・サルトーリ

【特典】約55分
・削除されたシーン
・キャスト・インタビュー(*ヴィゴ・モーテンセンほか)
・ヴィゴ・モーテンセン来日 舞台挨拶
・オリジナル予告編
・日本版劇場予告編
・キャスト&スタッフ プロフィール(静止画) 『イースタン・プロミス』のヴィゴ・モーテンセン主演の歴史アクション。己の腕を頼りに戦場を生き抜いてきた剣士・アラトリステ。彼は戦死した友との誓いを守るためにマドリードに戻り、彼の息子を引き取る。そんな折、奇妙な依頼が舞い込み…。

この映画のコピーに「誇りは戦場に求め、義は友に捧げ、愛は心に秘める」とあります。主人公アラトリステの人生を表しているのですが、見ているうちに武士道にも通じるアラトリステに共感や憧れを覚えるひとも多いのではないでしょうか。彼はあくまでも架空の人間であり、彼の姿は理想でしかないのかもしれません。しかし、彼のような、常に命ぎりぎりのところに追い込まれながら、常に誰かを思い、誰かの役にたとうとする生き方は見るひとを鼓舞し、人生という冒険に前向きに身を投じようという気持にさせてくれます。過酷な場面においても、絶対的権力にはばまれようとも、自らの意思が大切だというメッセージを私はこの映画から受け取りました。イースタン・プロミスとは全くの別人ではないかと思うヴィゴ・モーテンセンがすばらしい。彼の次回作に期待します。
「誇り」は本作にとって重要なキーワードです。仲間たちから「隊長」と呼ばれるアラトリステが、実際は貧しいヒラの傭兵(雇われ兵士)なのも、理不尽な権力者に対して平然と剣を抜く頑固者なればこそ。なによりも名誉を重んじるのは、スペインの国民性だそうで、恋人の女優マリアから結婚話を持ちかけられた時も、娼婦のヒモに近い立場になることを潔しとせず、即座に断ってしまいます。
もし結婚したら、妻に近づく最初の男を切り殺し、逃げ隠れせずに殺人罪で処刑されると言うアラトリステ。対するマリアもトップ女優の地位を保つために、有力なパトロン(愛人)達が必要です。愛し合いながら互いに譲れず、すれ違う二人の悲恋は、男臭いドラマの哀しい彩りです。

主演のヴィゴ・モーテンセンは本作を「サムライの映画だ」と語っています。義侠心にあふれる兵士たちは、薄汚くとも皆、勇敢です。
なぜスペイン軍がフランドル(オランダ)で戦っているのか。なぜフランスとも戦うことになるかなど、史実に基づくストーリー展開は、予備知識がないと戸惑うかも知れません。
しかし、例えば戦国の下級武士の半生を2時間強で辿ると思えば、それぞれの戦闘シーンは「関ヶ原」や「大阪の役」です。主君や国が掲げる大義ではなく、ただ共に立つ戦友のために闘い続ける無名の侍たち。そう見ると、より良くドラマに集中することが出来ました。

結婚を断り、安楽な生活を棒に振ったものの、恋人マリアを想う気持ちの深さだけは伝えたい…仕事の報酬として手に入れた高価な金鎖を、美しいネックレスと交換した時、アラトリステはベッドまで質に入れ、土間に寝るほど困窮していました。それでも全額を贈り物に使い切る、それもまた男の心意気。
誇り高くクール、しかし内面は熱い男の生き様が、切なくも魅力的な「時代劇」です。



イースタン・プロミス [DVD]

果たすべき約束がある。たとえ、あなたが何者であっても?

ロンドンの裏社会で暗躍するロシアン・マフィアの男と、表の世界で小さな命のために奔走する女の運命を描く、
『ロード・オブ・ザ・リング』のヴィゴ・モーテンセン×鬼才デヴィッド・クローネンバーグが贈る、人間の生と死をテーマとした、魂を揺さぶる圧倒的な迫力のバイオレンス・アクション!

○主演ヴィゴ・モーテンセンをはじめ魅力のキャスト陣!
本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたヴィゴ・モーテンセンを筆頭に、ナオミ・ワッツ、ヴァンサン・カッセルと一流の個性派俳優が出演。
○徹底したリアリズム、クローネンバーグのこだわりが凝縮!
多民族で構成された裏社会を表現するため、日本語吹替においてもその言語のニュアンスを最大限に尊重。クローネンバーグのこだわりが実現。

【ストーリー】
イギリス、ロンドンにある病院に身元不明のロシア人少女が運び込まれる。少女は子どもを身ごもっており、出産ののちに息を引き取ってしまった。手術に立ち会った助産師のアンナは少女が遺した日記を頼りに、彼女の身元を割り出そうと動き始める。手掛かりをたどるうち、アンナはロシアン・マフィアの運転手を務めるニコライと出会う。 やがて、日記を通じて少女とロシアン・マフィアとの関係が浮かび上がり、そこには恐ろしい事実が記されていたことが発覚する。知らず知らずのうちに危険な場所に足を踏み入れてしまったアンナと、なぜかいつも彼女を助けてくれるニコライ。ニコライの持つ秘密とは?日記が示す犯罪の行方は?ニコライとアンナの運命はいつしか絡み合っていく…。

【キャスト】
ヴィゴ・モーテンセン『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ
ナオミ・ワッツ『キング・コング』『ザ・リング』
ヴァンサン・カッセル『ジェヴォーダンの獣』『オーシャンズ13』
アーミン・ミューラー=スタール、シニード・キューザック、イエジー・スコリモフスキー

【スタッフ】
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
脚本:スティーヴ・ナイト、製作:ポール・ウェブスター/ロバート・ラントス、製作総指揮:スティーヴン・ギャレット/デヴィッド・M・トン、プソン/ジェフ・アッバリー/ジュリア・ブラックマン、共同製作:トレイシー・シーウォード

【特典】
特典映像約30分(予定)
『イースタン・プロミス』秘話、スタッフ&キャストインタビュー、フォトギャラリー、予告篇、TVCM

☆初回限定特典:豪華アウターケース
※初回特典は数に限りがございますので、ご注文はお早めに。
※初回限定版をご希望の場合、単品でのご注文をお願いします。他の商品とあわせてご注文されますと、それらの商品の発送可能時期によりましては、初回特典付をお取り置きできない場合がございますので、ご了承ください。 鬼才、デヴィッド・クローネンバーグ監督によるサスペンスアクション。ロンドンの裏社会で暗躍するロシアン・マフィアの男と表の世界で小さな命のために奔走する女の運命を描く。ヴィゴ・モーテンセン主演。

クローネンバーグは「戦慄の絆」以降も話題作を送り出して来たが、どれも「ドラマ」としての完成度は物足りなかった。一般には完全復活作と評価された「ヒストリー・オブ・バイオレンンス」も、僕にはもう一歩だった。そして本作、難しいテーマを扱いながら見事なドラマに昇華させた。この原動力は、ほとんどがあえてゆったりとした作りのストーリー展開、その“時間と空間”を濃密で緊張感のあるものにした中心人物4人の俳優の演技の素晴らしさだ。

“男の覚悟と矜持”が充満したヴィゴ・モーテンセン、エキセントリックとナイーブの対比が見事なヴァンサン・カッセル、ブレない一途さを体現したナオミ・ワッツ、そしてセミオン役のミューラー・スタール、撮影時に75?76歳だったとはとても思えない。すべてのセリフ・表情にツヤ、深み、そして凄みがある。そして、クローネンバーグのオハコである独特の映像美と、ハワード・ショアの美しくも悲しい音楽は健在。
カルト的映画の巨匠である彼の作品は興行成績で成否を語るべきものではないものの、本作が世界で5600万ドル以上とキャリア中トップクラスとなったことは、見過ごされてはならないと思う。

見なかったら良かった。

ちゃんと見てないと人間関係やストーリが見えてこないが、
この映画で何が言いたいのかさっぱりわからない。

ロシアの映画なので暗くてどんよりしてる。いかにもサスペンスという
感じだが、全然そんなことない。面白くない。エンディングもいけてない。
ドライバー役のウィゴが渋過ぎる。落ち着いた語りとイカした立ち振る舞いがカッコイイ。ナオミ・ ワッツ目当てで観たケド映画としてハズレではなかった。でもラストの終わり方は物足りない。Coolに終わらせるなら文句の付けようがないケド…
ヴィゴによって作り出されるニコライの独特の雰囲気とそれを全く邪魔せずなおかつさらに自らの世界観を重るデヴィット監督の才能にはため息もの。少々重苦しいかもしれないがこれくらいがこの二人の作り出す世界そのもの。見ようか迷っているのであればぜひとも見てほしい一作です。
ひたすら気持ち悪いだけで、ほかに何もない。
こういうマフィアものが好きな人はどうぞ、としか言いようがない。


アパルーサの決闘 特別版 [DVD]

“雷鳴の如きアクションとひりつくようなサスペンス”

“アメリカの伝統が息づく作品”
“アメリカが生んだ傑作”

保安官ヴァージル・コールと相棒のエヴェレット・ヒッチ。二人の仕事は素早く銃を抜き、敵を撃ち、弾倉を空にしたら即座に弾を込め直すこと。情けは無用。感情を交えれば死を招く。『ヒストリー・オブ・バイオレンス』で仇同士を演じたエド・ハリス(製作/監督/脚本も務める)とヴィゴ・モーテンセンが、熱い男の友情を見せるハードボイルドな西部劇。原作はロバート・B・パーカーの同名小説。新たに町に着任したコールとヒッチ。目的は人殺しランドール・ブラッグ(ジェレミー・アイアンズ)に正義の裁きを下すこと。そんな彼らの許にある日、謎の女が現れる。レネー・ゼルウィガー扮する女が持っていたのは、わずか1ドルの金としたたかな心。彼女との出会いが男の鋼鉄の心を狂わせ、そしてアパルーサという名の町に血が流される。

■映像特典…(約40分)
●甦る西部劇~キャスト/スタッフが語る映画の魅力~
●西部開拓時代を再現するために
●アパルーサという町
●ディーン・セムラーが撮る西部劇
●未公開シーン集(エド・ハリス、ロバート・ノットによる音声解説付き)
オリジナル・プロローグ
階段を上る二人
馬車に揺られて
裁判を前に
ホテルの一室にて
タウンホールミーティング ハードボイルド小説の巨匠であるロバート・B・パーカー原作「アパルーサの決闘」を映画化。男の友情をベースに描いた、エド・ハリス監督・脚本・製作・主演で贈る本格派ウエスタン・ムービー。

主役のエド・ハリス監督によるウェスタン。
エドについてはキャメロン監督の深海SF アビス(1989)からのファンで主演作は常に注目してきたが、今回は主演と監督の両方をつとめているので興味深く鑑賞した。

エド・ハリス、ヴィゴ・モーテンセンの両者が主演ならば「役者は揃った!」感はある。
本作で感心するのは映像の美しさだ。

セルジオ・レオーネ作品が思い出されるように、本作の画面構成は素晴らしい!!
どこの場面で停止ボタンを押してもまさに「絵になる」。
ハリウッド映画というより、ヨーロッパ調の気品が漂った映像となっており、汚いはずの牧童や野外の厠まで清潔なように見えてしまう。

エドの美学なのかもしれないが、非常に格好良い!故に埃臭くなく映画と言うより、舞台劇を観ているような印象を受ける。

映画としては日本未公開もうなずける凡作であるが、画面構成のあまりの良さに星プラス1。
美しい画面構成の映画が観たい方へはお薦めの作品です。
久しぶりに良いウェスタン映画でした。

ヴィゴ・モーテンセンとレネー・ゼルウェガーの演技が秀逸。

ヴィゴの台詞はミニマルにまとめられていますが、最も信頼のおける相棒(サイドキック)役を演じきっています。特に、途中でエド・ハリスの台詞で「only weakness you have is "the feeling" (お前の唯一の弱点は「感情」だ)The feeling gets you killed(時に感情は命取りだ)」とヴィゴの唯一の欠点を指摘するシーンがありますが、じつはストーリーの全てをまとめる大団円の決闘は、その「感情」が法律を超えることの正当さが光ったシーンでした。

レネー・ゼルウェガーは、かなりのオポチュニストっぷりを発揮していて、出自や家柄は良いけれども、環境によって自分に最も良く働くシチュエーションを探り当てるという「したたかさ」が俳優としての彼女のイメージにピッタリ合っていました。(これが劇中のエド・ハリス演じる保安官を、「感情豊かな人」にしてしまいます。)

エド・ハリスのディレクションについても、とてもストレートで好感が持てました。
ネタが尽きているウェスタンにおいて、視覚効果や音響に走りがちなトレンドを払拭し、脚本と演出のバランスで勝負した、古典的な作品になり得るフィルムだと思います。

全体を通して、初出のシーンには緊迫した音源を貼って敵対する相手との因縁を植え付けていき、ストーリーの半ば以降はキャラクターそれぞれの経緯や性格がすでに定着しているので、あえてクラシカルやその他メロディアスな音楽を流しているのが視聴者の感情移入を誘い、演出的にも素晴らしいセンスです。

ここ10年のアクション映画にありがちなミリタリー/ドラム的な効果音に近い音源を完全に排除しているのもいいですね。
非常に丁寧に作られています。エド・ハリスのこだわりが見えます。撃った後すぐ弾を補充する処など今までのウエスタンには、ありません。ただ発射音が小さい。実弾の音はあんなものではありません。そこが少し物足りないところです。脚本も良いと思います。面白い映画です。
GIGAZINEの記事で紹介されており、興味をそそられて見ました。
エド・ハリス、ヴィゴ・モーテンセンともにいい味出してます。
ストーリーはベタですが、かなり熱いです。
その主役を食う存在感で大型脇役として稀有な存在のエド・ハリスが自ら主演、監督も手掛けた今日のハリウッドでは死滅した感のあるウエスタン。
原作は、ロバート・B・パーカーだし、ヴィゴ・モーテンセン、レニー・ゼルウィガー、ジェレミー・アイアンズと渋めで実力派のキャスト陣だし、久しぶりの西部劇に期待に胸を躍らせて対峙したのだが、冒頭の20分でワクワク感はヘキエキ感へと変わっていった。
どう動いていいか分からないようなカメラ・アングル。やたら台詞に頼り切った平板な演出。何よりアクション映画にも拘わらず、観念的でまるで弾まない展開。
深遠な人間ドラマでもない、西部の誇り高い男たちのハードボイルドでもない、もちろん心躍るガン・ファイト、活劇でもない。結局、最後までその印象は変わらなかった。これじゃ、日本未公開なのも無理もない。
ハリスもモーテンセンも良い俳優なのに、この精彩のなさは哀しい。ゼルウィガーもまるで魅力なし、せめてヒロインがもう少し“華”があれば、、、ま、評価は変わらないか。
★1つって、今までお約束の「死霊の盆踊り」でしか付けた事はないし(笑)、そもそもそんな低評価の作品にレビューなど書き込まないのだけれど、今作は、期待との落差が大きかった事もあり、敢えて厳しい評価を。
この時代にウエスタンを、との心意気は評価したいが、、、。




オーシャン・オブ・ファイヤー [DVD]

?『ロード・オブ・ザ・リング』で人気を得たヴィゴ・モーテンセンが主演した、壮大なアクション・ロマン。心に傷を抱えるアメリカのカウボーイ・フランクが、愛馬ヒダルゴとともに、アラビア半島を走破するホースレースに参加する。灼熱の砂漠や砂嵐、馬も呑みこむ流砂、さらにライバルの陰謀などから、フランクとヒダルゴは生死ギリギリの世界をさまよう。
???孤高のカウボーイをヴィゴがクールに演じ、女性ファンだけでなく男もあこがれるヒーロー像を創造。ヒダルゴを演じる馬のキュートな表情も、渇いた砂漠のオアシスのように観る者の心をなごませる。砂嵐やイナゴの大群などのシーンにはVFXも使われているが、特殊映像であることを感じさせない自然な絵作りに感心させられる。馬の疾走や剣のアクションも、古き佳き「活劇」のスピリッツを受け継いで本格的。今どきのアクション映画には珍しくどっしりとした風格なので、できるだけ大きな画面で観ることをオススメしたい。(斉藤博昭)

ヴィゴ・モーテンセン演じるカウボーイ、フランク T ホプキンスの哀愁漂う力強い演技に釘付けになること請け合い。そして、ムスダング種のヒダウゴの言葉を語りだしそうな表情は、フランクとヒダウゴの関係がいかに強いかを表す上でも重要だ。この1人と1頭がセットで「主役」と言っておかしくない作品だと思う。

「伝説のカウボーイ、フランク・ホプキンスの実話を映画化」という触れ込みであるが、実は、大いなる間違いである。性格には「伝説のカウボーイ、フランク・ホプキンスの実在するほら話の映画化」が正しい。アラビアを横断したこのレースの話は、実は、彼の想像の産物であることが明らかになっている。だからと言って、作品自体の面白さになんら影響を与えるものでもないので、彼の残したカウボーイの物語を存分に楽しんで欲しい。実際、ホプキンスが、アメリカでムスタングの野生種を絶滅から救ったのは事実であり、彼が伝説のカウボーイであることに間違いはないのだから。

苦難と闘うカウボーイを描いた、どの年齢の人にも勧められる作品である。特に、モーテンセンのファンには絶対に見て欲しい。
アラビア・熱砂の砂漠を舞台に、人馬一体の生死を賭けた長距離横断レースに挑む一人のカウボーイと野生馬の不屈の精神を描く、2003年製作・「ジョー・ジョンストン監督」の、実話を基に映画化した傑作サバイバル巨編。
【スー族の血を引くカウボーイのフランク(主演:ヴィゴ・モーテンセン)と愛馬「ヒダルゴ」は、アラブの歴史を誇る偉大な耐久レースに出場の招待を受けるが・・・・・・。】
迫り来る大砂塵・空を覆うイナゴの大群・レースを妨害する謎の集団・銃撃戦・熱砂の流砂・落とし穴などの危機から脱出し、過酷な耐久レースに挑む展開は壮絶!
また、熱砂の砂漠の光景を描く撮影シーン・愛馬「ヒダルゴ」がゴールを目指しひたすら疾走する姿を追う撮影シーン・「ヒダルゴ」の演技力などはお見事!
(余談:感動を感じるのは、環境が違う異国の地で長距離耐久レースに頑張る野生馬が挑戦した『実在・実話の物語』であるの、一言に尽きると思うが・・・・・・。)

いやぁ感動しました。実在した人物を描いてあるだけあって、とっても味のあるいい作品でした。
ヴォゴ・モーテンセンが魅力的な主人公を好演してました。
登場人物を見ても映像を見ても、当時の雰囲気をよく表現してありました。
VFXも少な目で、人間物語として人物描写が見事だったと思います。
名馬との友情物語ですが、最後の主人公の選択には感動します。
また、レースゴールの場面の素晴らしさは、それまでの過酷な物語があってこそ得られるもの。
コメディやラブストーリーは無いけれど、真の男の生き様を爽やかに感じることのできた作品でした。
砂漠の映像は美しく、非常に秀逸だった。
馬の演技もびっくりさせられる。
ただ、美しく過酷な砂漠の場面を見ていれば、当然、かの『アラビアのロレンス』と頭の中で比較してしまう。
おそらく比較されることを前提としているのだろう。
意図的に『アラビアのロレンス』を思い出させるような演出をしている部分もあるし、
なんといっても音楽が似ている。

前半のストーリーが少し冗長で、早く砂漠のレースの話に入らないかなぁと思ってしまう。
だが、マイノリティの存在を圧殺するアメリカを描いてから、アラブへ舞台が移ることで、
ネイティブアメリカンの血を引く主人公フランクの前に、異文明社会を上手く展開させている。
耳が聞こえない男が発砲した一発の弾丸で、悲惨な虐殺へ発展するエピソードは、
現在の国際情勢を鑑みると含蓄があって、なかなか印象的だった。
雑種のマスタングが純血種のアラブ馬に勝利するのは、
「アメリカ万歳」ってことだよね、と考える人もいるようだが、
私は逆に異文化への理解を示さないアメリカへの批判が込められているように感じた。

だからこそ、フランク・ホプキンスが初めて出会うアラブ世界に対して払う驚きや敬意は、
素直で美しい。
今この時点でも様々な事情から「顔を隠して」生きるしかない人々はいるはずで、
子供向けとしては良くできている物語だと思う。
それに、インディアンはインディアンの言葉を、アラブ人はアラブ語を話すということが、
きちんとされているのも素晴らしい。


残念なのは、『アラビアのロレンス』でアリ首長を演じて、
目眩がするほど強烈で清冽な輝きを放っていたオマー・シャリフが、
今回は、確かに貫禄はあるんだけれども、なんとなく「普通の人」だったこと。
まあ、どういう意味にしても『アラビアのロレンス』抜きに語れないのが、この映画の難点かもしれない。
ついでに鑑賞者の多くが『ロード・オブ・ザ・リング』からのヴィゴ目当てだろうと思うと、
案外丁寧にマジメに作られているこの映画がちょっと可哀想。

かつて『ダンス・ウィズ・ウルブス』の脚本は、ヴィゴ・モーテンセンのために書かれたという。
ここへ来てようやく主役をつかんだ彼の、
素のキャラとしてはアラゴルンよりこちらのほうが近いのではないだろうか。
 『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルン役で有名なヴィゴ=モーテンセンが出ていなければ、この映画は観なかった。彼には悪いけれど、アラゴルンのイメージを払拭するストーリーはなかなか見つからないと思う。馬に乗っている姿が余りにも当たり役だったから、ファンが違和感なく観ることができたって感じの作品。
 主人公は最終的に勝つに決まっている。すさんだ雰囲気の中に志を秘めている設定は『指輪物語』のアラゴルンのストライダー(馳夫)時代を連想させるし、高貴な姫君とのラブシーンもお約束。旅の仲間が「馬」だったことを思えば、本家の設定から離れていない役柄。苦労して作品を選んだのかもしれないけれど…。
 まあ、そこそこに楽しめるけれど、醒めて役者(アラゴルンとは違う姿)を見なければいけないので、星4つです。


インディアン・ランナー [DVD]

兄弟の相剋をハードボイルドタッチで描く衝撃作!

【ストーリー】
真面目な兄ジョーはハイウェイをパトロールする警官。
ある日彼の温和な性格とは反対の粗暴な弟フランクがベトナムから帰ってきた。
ジョーはフランクをなんとか正業に就かせようとするが、彼の理由なき犯罪行為を止めさせることは出来ず、遂には殺人を犯してしまった弟を兄自らが追うこととなる・・・。
弟よ、社会は君の生き方を許さない。
だから、僕が君の人生に終止符を打つ。

【映像特典】
■関連作品予告編集

【スタッフ&キャスト】
《製作》 ドン・フィリップス
《監督》 ショーン・ペン
《脚本》 ショーン・ペン
《出演》 デビッド・モース、ヴィゴ・モーテンセン、パトリシア・アークェット、デニス・ホッパー

【Copy Right】 (C)1991 WESTMOUNT COMMUNICATIONS FILM JOINT VENTURE, L.P. ALL RIGHTS RESERVED.

※ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。 デヴィッド・モースとヴィゴ・モーテンセン共演で贈るショーン・ペンの監督デビュー作となったドラマ。実直に生きるハイウェイ・パトロール警官の兄と犯罪者の弟との悲しい運命を描く。“CINE STYLE @ SONY PICTURES ドラマselection 第1弾”。



オーバー・ザ・ムーン [DVD]

ダスティン・ホフマンが共同制作、結婚生活の危機の話にしては少々綺麗過ぎるきらいがあるが、頭が痛くなるような若者向け大広告映画の中で、歓迎すべき作品だ。話の展開はさりげなく、役柄も現実的。中でも、同世代の女優の間ではトップクラスにもかかわらず、過小評価されているダイアン・レインが、その実力を見せるチャンスが与えられていることだ。本作品では、テレビ修理屋の夫、マーティン(リーブ・シュライバー)、14歳の娘(アンナ・パキン)、手に負えない息子(トバー・フェルドシャー)とおきまりの休暇でキャットスキルズに来た献身的な母親、パール・カントロウィッツの役を演じる。1969年、夏。ニール・アームストロングが「一人の人間にとっては小さな一歩」を刻み、ウッドストックのコンサートが近くで始まろうとしていた(まことしやかな、偶然の一致)。仕事で夫が家を空けた間に、パールはヒッピーセールスマン(ヴィゴ・モーテンゼン)「ブラウス屋」に出会う。若くして妊娠、結婚したパールは、冒険と情熱を味じわせてくれる彼の誘惑を、警戒しながらもを受け入れていく。不倫のお膳立てができてしまうと、あとは予想のつく展開だが、本作品で脚本デビューしたパメラ・グレイは、配役たちの感情を忠実に描いているし、俳優トニー・ゴルドウィン(スムーズな監督デビューを飾っている)も、おきまりのドラマチックなセリフの大部分を控えめなトーンできっちりと維持している。これに加え、レインとパキンが確固とした母娘関係を演じ、歯切れのよい原動力となっている。短い期間の出来事と短い表現に多くを語らせる、さりげない映画。見る価値あり。(Jeff Shannon, Amazon.com)

要するに、不倫したけど夫と家族の元へ戻りました、ピリオド、つう話。

ヴィゴ・モーテンセンをキャスティングする為にダイアン・レインがギャラを一部返上した、という話の真偽は知りませんが、彼の男っぷりを観ると納得も出来ます。ベッドシーンは決して猥雑ではなくロマンティックに描写されています。当時33歳くらいのダイアン・レインのベッドシーンは興行的に重要だったのがその理由かもしれません。ただ、これらベッドシーンが美しすぎるために、ロマンスに主点を置いているのか、家族の関係修復に主点を置いているのか、途中で分からなくなった気もします。

ラストシーンは秀逸。家庭へ戻る決心をして夫の雪解けを待つ妻に、ためらいながらジョークを言う夫(リーブ・シュライバー)、その母は彼の胸にそっと手を当ててサンルームから立ち去り、夫婦でジミ・ヘンドリックスのパープル・ヘイズで不器用に踊る。「堅物」と評された彼も、変わる準備が出来ている。

トスカーナの休日と併せて観たい、ダイアン・レインの秀作でした。
ウッドストックの頃に設定されているので、
泣かせる曲が多数出てきます。
ある場面でジミヘンが使われているのですが、
このシーンがこの映画自体の全てを語っているかのようです。
ヴィゴ・モーテンセンが出ていなかったら観なかっただろうが、
不倫モノの割には、なかなか良かった。

若くして出来ちゃった結婚した主婦が、
子どもたちとキャンプに来て、そこで移動販売車の男と恋に落ちる。
義母にバレ、子どもにバレ、ダンナにバレていく展開の中で、
それぞれ、心の中にためていた鬱憤を話す。
良くできた展開だが、ありがちなため、それほど感動はない。

家族再生の物語にうろつく不倫相手役をヴィゴ・モーテンセンが演じていて、
そのちょっとした仕草や表情、根無し草的な振る舞い方が、観ていて面白い。

子どもが蜂に刺される騒ぎの場面、
ダンナが子どもを助けてくれた不倫相手に「ありがとう」を言う、
その場面が印象的だった。

この映画は個人的に凄いお気に入り。はじめて見たのは、だいぶ前だけど何度見ても新鮮。ダイアン・レイン演じる二児の母は、夫とうまくいっているけど突然現れたヴィゴ・モーテンセン演じる服屋?と不倫関係になります。不倫はいけないけど、ヴィゴだったら仕方ないと妙に納得してしまうほど最高にヴィゴはセクシーです。滝の下のラブシーンもいやらしくなく、ただただセクシー。。結末は、私的には微妙ですが、見終わった後心に残る映画だと思います。


ヒストリー・オブ・バイオレンス [DVD]

???デイヴィッド・クローネンバーグ監督が、グラフィック・ノベル(コミック)を原作に描くバイオレンス・サスペンス。ダイナーを営むトムは、店の客に銃で脅されるが、相手の隙をついて銃を奪い、殺してしまう。正当防衛で町のヒーローになったトムだが、彼の過去を知っているという謎の男が現れ…。妻と2人の子どもと幸せに暮らしていたトムの過去が、ゆっくり明らかになっていく。
???クローネンバーグは、それまでの奇怪なテイストを極力抑え、要所の暴力描写のみにグロさを凝縮させる。本筋以外にもタイトルの「バイオレンス」を追求したシーンが多く、たとえば階段での夫婦の殴り合いがセックスへ発展し、いじめられっ子の長男が逆ギレして相手を倒すなど、暴力が人間の本能に深く絡みついていることがあぶり出される。暴力シーンによっては、妙にスカッとしてしまう部分もあり、観る者の暴力への欲求を試しているのかもしれない。キャストはそろって好演。とくに静かな狂気を微妙な表情でみせるヴィゴ・モーテンセンは、高く評価されるべき。(斉藤博昭)

デヴィッド・クローネンバーグという監督は、人間の邪悪な面が噴出する瞬間に生まれる痛みを美しく捉える映像作家だ。「イースタン・プロミス」と「ヒストリー・オブ・バイオレンス」を見てそう感じた。

だが、暴力と苦痛の瞬間を描くには、その前にそれが隠されている時間を描く必要がある。
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の主人公は“暴力の履歴”を隠して平和な生活を送っている。美しい妻に二人の子供。田舎町の小さな食堂。このホームドラマ部分には、どうにも人間味がなく違和感がある。
息子が高校でいじめられている描写は平板で、小さい娘はただ可愛いだけだ。
妻との関係も、高校生の息子がいるなら16年以上は一緒に暮らしているはずなのだが、そういう生活感がまるでない。印象的なセックスシーンが2回あるが、セックスすればいいというものではない。
結局、この家族は暴力と苦痛を隠しておくための蓋に乗せられた人形なのだ。ドラマとしてはこの映画は弱い。でも、その蓋が開いた瞬間に、映画は輝きを見せる。

クローネンバーグの暴力シーンの特長は、痛めつけられ破壊された肉体のリアルな描写にある。この映画でも、撃たれたり殴られたりした瀕死の男の潰された顔をリアルに見せるカットが数カットあった。短いカットだが、あの映像が暴力の痛さと重さを観客の顔面を殴るように叩き付けてくる。
クローネンバーグは物語作家ではなく、動く絵を描く画家なんだと思う。

クローネンバーグの次の作品、「イースタン・プロミス」が優れていたのは、暴力と苦痛を隠しているのが、ホームドラマの蓋ではなくてタトゥーで飾られた主人公の肉体だったところだ。肉体は映像的だ。だから映画のどの瞬間も、美しい緊張感に満ちていた。あれは傑作だ。
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」はそこまでの完成度ではないが、でも冒頭からラストまで続く、暴力と苦痛を冷たく見つめる視線は魅力的だ。
主役のヴィゴ・モーテンセンはやはり上手い。
生真面目な家庭人トムと、殺人マシーンなジョーイを見事に上手く演じてる。
エド・ハリスとの対決シーンでスーッと凶暴な顔が現れたのがすごかった。
というか、この弱気な甘え顔と冷酷で凶暴な顔がうまく切り替えられるのが
ヴィゴの持ち味なんだなぁと、改めて実感。
孤高の戦士のアラゴルンが、アルウェンの前では年下の恋人エステルになるのを見たとき、
面白い役者さんだと感心したものだが、
初期作品の「インデアンランナー」を観たら
戦争から戻ったナイーブな弟の中で、パチンと凶器のスイッチが入る様が怖かった。

映画のストーリーはたいしてひねりがない。
ジョーイがなぜトムになろうとしたかとか、謎も多くて中途半端。
ただ、戦いに勝って、意気揚々と主人公が帰ってくる映画が多い中、
トムがおずおずとおびえた表情で家庭に帰ってくるシーンは、非常に印象的で、
この映画を忘れがたいものにしていると思う。



クロネンも新境地ですね!
いつものホラー映画も大好きですが、こんなのも撮れるんだ!
と素直に思いました^^流石!リスペクトします。
イースタンプロミスといい、ストーリーはクロネンにしては
特にひねりもなくシンプルなんだけど、滅茶苦茶面白い…!
相変わらずな変態っぷりも魅せてくれますw
これはスゴイ映画ですよ。
過去はどこまでも追ってくる。
学歴・職歴・肩書きなど。
現在に生きる者は過去によって規定されている。

じゃあ、暗い過去や汚点は一生消えないで、放免されることは無いのか?
それは消えることはない。
ただ、それを引き連れて遮二無二走ることで、過去の追跡から少しの距離で逃げることが
できるかもしれない。
その可能性についての映画だと思った。

物語は暴力の虚しさや帰結について。
説教臭く暴力は良くないと言っても説得力に欠ける。
暴力のディティールや強度を描くことによって説得力を与えている。
使い古された陳腐な評論。一定の真理はあると思う。
戦争や紛争の歴史の例示を当てはめても陳腐になりそうなんで止める。
自分はここがメインテーマだとは思わなかったから。

リッチーやジョーイの過去や関係を描き切れてないのでは無く、敢えて描いて無いのだ。
欲望のままに殺人をする人間を描がいても空虚。そこには葛藤や苦悩が無い。浅い。
リッチーの屋敷の虚無感が全てを物語っている。
クローネンバーグ監督は、過去に翻弄され苦悩し葛藤する家族と未来への可能性を描く方
を選択している。

人間は変わることが出来る。過去がどうであれ未来を切り開くことが出来る。
その原動力は暴力では無く愛だ。自分はそんな前向きで力強いメッセージを感じた。

言葉では無く、表情や動きで物語ることに成功しているラストシーンは圧巻。
言葉は時には役に立たないね(笑)







こんな映画を撮ってくれるとは!!クローネンバーグ監督万歳!!!
ヴィゴもかっこいいですv


ゴッド・アーミー/悪の天使 日本公開版&全米公開版 [DVD]

天使と人間の戦いを描き、カルト的人気を誇るオカルト・ホラーのHDマスターによる初DVD化
怪優クリストファー・ウォーケンVS若きヴィゴ・モーテンセン!!!

毎回映像特典 予告編

他、仕様 日本公開版とオープニング、エンディング曲が別バージョンの全米公開版の2枚組

<ストーリー>
聖職者になりそこなったトーマス刑事。ある日、彼の前に突然彼の過去を知る男が現われ、大天使ガブリエルが天使の軍を率いて人間を攻撃しにやってくると警告する。その直後、トーマスは奇妙な殺人事件の担当となる。その死体は、眼、骨、血液といったものが普通の人間とは異なり、半陰陽であった。そして、天国で2度目の戦争が起こったことを語る、存在しないはずの「ヨハネの黙示録 第23章」が記述された聖書を持っていた。早速調査を始めるトーマスは、その死体が大天使ガブリエルの僕、天使ウジエルであることを知る。
<スタッフ>
監督・脚本:グレゴリー・ワイデン(「バックドラフト」脚本、「ハイランダー/悪魔の戦士」原作・脚本)/撮影:ブルース・ダグラス・ジョンソン(「パブリック・アクセス」)/音楽:デヴィッド・C・ウィリアムズ(「スーパーノヴァ」「LA・ロー 帰ってきた七人の弁護士」)/製作:ジョエル・ソワソン(「ドラキュリア」) 『ディア・ハンター』のクリストファー・ウォーケンと『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのヴィゴ・モーテンセンが共演したホラームービー。ある日、トーマス刑事の前に男が現れ大天使・ガブリエルが天使の軍を率いて人間を攻撃しにやって来ると警告する。

内容は良い、初DVD化されたのも良い、全米公開版の題名も良い、しかし、「GOD'S ARMY」ARMY1人も登場しない。ここが惜しいと思った。
最高です!この作品は!
恐らく、この不気味なジャケ観ただけで購買意欲なくなるのは分かります。
しかーし!
オープニングからして良い!反して爽やかなラストもグー!
ウォーケンの無駄のない動き、青白い顔、何か取りついてるとしか思えない芝居・・・
凄いです。それに加え、天使シモン役のエリック・ストルツも上手い!
そして来ましたーーーーー悪魔ルシファー役のヴィゴちゃん!
ハッキシ言って1番凄いの彼です!神業です!出てきた瞬間、失禁ものです!
特にルシファーが黄色いバラを食べるシーンはカッコ良すぎ?
しかーし、唯一の不満は・・・ルシファー出てくんの遅い!(笑)
お・そ・す・ぎ・だ・よ!(怒)
もっと観たかったのに?(泣)
それでも作品として、セリフ、演出、キャラ、脚本、迫力、テンポ。ほぼ文句無しの出来!





ネットを検索してたら、「待望のDVD化!」とか「C・ウォーケンがスゴイ!」「カルト映画の傑作」など巷の評価がやたらと高かったので、早速観てみた。‥なるほど、誰にでも勧められる様な解りやすい作品ではないが、独特の魅力に溢れた作品だ。制作は1994年で15年ほど前の作品だが、古さは微塵も感じられない。「神に愛され過ぎた人間に嫉妬し、神に謀反を起こした大天使ガブリエルが目論んだ野望とは‥」宗教的な雰囲気と個性派俳優陣の抑えた演技。予想外の展開が続き、作品冒頭から目が離せない‥。C・ウォーケンの怪演はやはりお見事!青白い顔に鋭い眼光‥神秘的な物腰だが、断罪の大天使ガブリエルの内に秘めた神と人間に対する怒りや、神から疎まれた孤独感まで的確に演じきる演技力には脱帽だ!トーマスと対峙した時でも、落ち着きはらった冷静な口調でセリフを喋るのも印象的だ。それがかえってガブリエルの冷酷さを良く表していた。他にも途中降板で話題を呼んだ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の元「マーティ」役「エリック・ストルツ」、「ロード・オブ・ザ・リング」で人気の「ヴィゴ・モーテンセン」個性派俳優達がストーリーを盛り上げる。特に出番は少ないが、「ルシファー」のモーテンセンの抑制された演技の中から湧き上がってくる「邪悪なオーラ」には圧巻の一言!後のブレイクも納得の演技だ。ウォーケンは演技力は抜群と言われながら、世間での評価はイマイチの感がある。名優なのに、作品を選ばず手当たり次第に出演してしまう俳優としての軽薄さが人気が出ない原因なのか‥?「ゴッド・アーミー」は三部作らしいが、「悪の天使」に続く「復讐の天使」「聖戦」がビデオ作品で予算も取れず、作品の出来は本作が評価が高いらしいが、全米公開版を付けるより、三部作をひとまとめにして欲しかったな‥。
耶蘇教御宗旨の方々は、どうして週末に怯えるのか?仏教徒には良くわからない。映画は画面も荒く、制作費の少なさがうかがえるほどの低劣な画像と編集。救いはクリストファー・ウオーケンの天使座り。デス・ノートの死に神座りを連想させて大笑い。映画としては、コンスタンティンをもう一度レンタルで見直す方が。
天使と人間の闘いでよくありがちな話ですが、演出が結構緻密でラストの落ちもまああれ以外はない感じで良い意味で巧くまとめ、なんといっても、多くの方が述べられているよう、C・ウォーケンを筆頭とするE・シュトルツやV・モーテンセンがはまっていて、派手さは無くともなかなかの仕上がりになっている作品。以降もシリーズ化されましたが、緻密な演出と出演者の豪華さで本作がベストと思います。


<エンタメ・プライス>柔らかい殻 [DVD]

少年が見た異常な出来事を詩的で独特の映像美で描いたヴィゴ・モーテンセン出演の怪奇ドラマ。50年代のアメリカの片田舎。少年・セスは仲間と共に近所の未亡人にいたずらを決行。だが、それが奇妙な出来事の始まりだった。“エンタメ・プライス”。



ヒストリー・オブ・バイオレンス(廉価版)【期間限定出荷】 [DVD]

アカデミー賞をはじめ、世界中の主要映画賞を席巻した驚愕のバイオレンス・アクションが【期間限定】で1,980円!!

【特典映像:94分】
◆バイオレンスの系譜(メイキング)
◆幻のシーン44(幻の未公開シーン完全収録)
◆幻のシーン44withクローネンバーグ(監督コメンタリーつき未公開シーン)
◆グロテスクという名の美(幻のシーン44メイキング)
◆バイオレンスの検証(暴力シーンの対比 US版vsインターナショナル版)
◆カンヌ国際映画祭にて
◆劇場版予告編 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのヴィゴ・モーテンセン主演、ショッキングなバイオレンス描写が話題を呼んだサスペンスアクション。平凡な夫の恐るべき過去が明かされ、危機にさらされる一家を描く。

一言で説明するとやくざ映画だし、タイトルにあるとおり暴力模写もあるんだけど、なんというか上品って言うのとは違うんだろうけど、スタイリッシュというか、崇高というかとにかく下卑た感じが全然無いんだな。
人間の業を正面から描いているにも関わらず、見終わった後の印象はむしろすがすがしくさえ感じました。
それでいて、物悲しくもあり、更に美しささえ感じる。
無駄が一切無くて尺も100分に満たない。
精緻な芸術品の様さえも感じてしまうっていうとほめすぎかもしれないけれど、たぶんまた見たくなるでしょう。
見直したよ、クローネンバーグ。
トムと妻エディは2人の子供と静かで幸せな生活を送っていたが、ある事件
が引き金になり事態は一転する。血塗られた過去が・・・

2005年アメリカ映画。監督は「シーバース」「ラビッド」でお馴染みの
鬼才クローネンバーグ。そう言えば世界的に大ヒットした「ザ・フライ」も
同監督でした。鑑賞しましたが、ストーリーははっきり言って他愛ないので
すが、主人公トムの血塗られた過去が明らかになるまでの間、とてもスリリ
ングなサスペンス展開で緊張感が持続します。後半は後半で家族との確執が
生まれ、又違う方向に興味を持っていかれる。又、サブストーリー的な扱い
ながら長男の学校暴力事件も興味深い。ハッピーエンドともバッドエンディ
グとも取れる無言のラストシーンも非常に印象に残ってしまいます。
暴力に対抗するには暴力しかないのか?家族とは何なのか?色々考えさせら
れる映画でした。人間と家族の内面を描いた佳作的な作品。傑作と言っても
いいかもしれません。本作を観て「ザ・ブルード」を思い出しましたが、監
督は重みのある作品描くの本当に上手いですよ。
オープニング、アメリカ中西部の田舎での長回しは、忘れられないほど忌まわしく美しい。
田舎町のどうしようもない退屈とけだるさ、これから起こるに違いない暴力の静謐な予兆が、数分間で見事に描かれる。
オープニングの最後で、チンピラは無垢な子供をためらいなく殺す。
ハギスの「クラッシュ」ような戦略性は皆無でアカデミー賞どころではない。

田舎町で慎ましく暮らしている男の過去が、ある事件をきっかけに、家族に明るみになっていく。
家庭の緊張感が高まるが、主人公は平凡な幸せを守り過去と決別をするために闘う、という粗筋だけを述べれば簡単な西部劇やヤクザ映画だが、その守るべき家族の絆が徐々に崩れていくなかで、家族は次第に暴力を内包した家族愛という新しい家族像を提示しようとする。ただしその直前で映画は終わる。
クローネンバーグらしく、暴力描写は一切の意味づけを排してリアルに傷口や肉片や脳漿を見せる。そこでは家族を守る暴力も、復讐の暴力も、発作的な暴力も相対化され、意味も意義もない純粋な暴力として解釈を拒んだままスクリーンから観客に放り出されるようだ。
主人公は過去との決別のために再び暴力を頼るものの、家族は主人公の過去を許容できないまま次第に内なる暴力に取り込まれていく。
その家族間の隙間と家庭の居心地の悪さは、ラストまで見事に、繰り返し描かれる。
とはいえクローネンバーグにしては実に抑制された映画。
主人公と兄とのアクションシーンは蛇足ではあったが、家族劇として傑作。
 過去の暴力にまみれた人生を捨てて再出発した主人公が再び暴力の世界に戻されてしまうというクローネンバーグにしてはストレートでひねりのないストーリーだが、なかなかの傑作。
 オープニングの2人組のモーテルの場面の長廻しから思わず引き込まれてしまう。クローネンバーグ特有のグロテスクな顔面破壊やちょっとエロチックな描写も健在ですが、暴力が主題の割にはいつもほどはくどく感じないところがよかった。主人公が過去から決別した理由は最後まではっきりと語られていないが、だからこそラスト・シーンの不安定な余韻が生きる。全ての過去の決着はついたが、妻も息子もすでに暴力の世界にいた主人公を知ってしまっているし、息子も暴力に目覚めて、妻が階段での荒々しいセックスを受け入れてしまった以上、このまま平和な家族を皆で演じるていくのか?それとも過去が明らかになった主人公を拒絶するのか?
 名作「ゴッドファーザー」に主人公たちは、暗黒の組織に身を置いてビジネスとしての殺人は容赦なく行いながら、厚かましいほど家族愛に満ちていたが、やはり嘘臭い感じがしないでもない。本作の方が主人公が過去の暴力の世界と現在の家族との関係の間で悩む姿をリアルに描けていると思う。(主人公が暴力の世界から遠ざかってから長いわりにはあまりに強すぎるが)
 主人公の妻役のマリア・ベロは「パイバック」「サンキュー・スモーキング」「ワールド・トレード・センター」と最近話題作への出演が続いている注目の女優さんですが、この映画ではベッド・シーンも含めて頑張っています。ヴィゴ・モーテンセンとエド・ハリスは相変わらずの存在感です。ただウィリアム・ハートのアカデミー賞のノミネートは「こんな役なのによくがんばった」という同情票のような気もします。


Last updated:Fri Dec 11 18:42:49 JST 2009
ヴィゴ・モーテンセン - Wikipedia
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デンマーク人の父とアメリカ人の母との間に生まれる。ニューヨークに生まれ、マンハッタンで育つ。高校時代から演技を始め卒業後、演劇学校に入学。舞台で経験を積むなどして、85年「刑事ジョン・ブック/目撃者.
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ヴィゴ・モーテンセン. Viggo Mortensen. 1958年10月20日、米国・ニューヨーク州マンハッタン生まれ。 オランダ人の父とアメリカ人の母を持ち、ニューヨークに生まれる。少年時代をマンハッタンで過ごすが、両親と共に世界各地を転々とし、アルゼンチン、 ...
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ヴィゴ・モーテンセン(Viggo Mortensen, 本名Viggo Peter Mortensen Jr., 1958年10月20日 - )は、ニューヨーク州マンハッタン出身の俳優、詩人、写真家。デンマーク王国とアメリカ合衆国の二重国籍保持者。独身。身長約180cm(5フィート11インチ)。 ...
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【フィルモグラフィー】 --映画-- 『イースタン・プロミセズ』(2007) 『アラトリステ』(2006) 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005) 『リンガーズ 〜ロード・オブ・ザ…
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