Javari - 靴とバッグのショッピングサイト - 何足でも試せる,翌日お届け,送料・返品 無料 - powered by Amazon

アラン・キュニー


恋人たち [DVD] (HDリマスター版)

イヴァン・ドノン原作の短編小説「明日はない」を映像化した本作は不倫という映画では使い古された内容ではあるが、印象的なブラームスの古典的音楽をバックにアンリ・ドカエが切り取るジャンヌ・モローの憂いを帯びた表情と美しいモノクロのコントラストがぴったりと重なり新鮮な味わいを堪能できる。その他のキャストに「潜水艦浮上せず」のジャン・マルク・ボリー、「甘い生活」のアラン・キュニー。 「死刑台のエレベーター」でルイ・デリュック賞を受賞したルイ・マル監督の第二回作品。



甘い生活 デジタルニューマスター版 [DVD]

???作家を夢見てローマに出てきたものの、今ではしがないゴシップ記者に甘んじているマルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)の遍歴。彼が大富豪の娘(アヌーク・エイメ)と一夜を共にし、帰宅すると同棲相手が自殺未遂。取材で知り合ったハリウッド・スター(アニタ・エクバーグ)にはさんざん振り回され、唯一のより所でもあった知的な友人は、子どもと一緒に自殺してしまう。ショックを受けたマルチェロは乱痴気パーティへと興じていき…。
???空輸される巨大なキリスト像や、腐乱した魚など、シンボリックな映像を巧みに用いながら、現代ローマの狂気と紙一重の絶望的退廃が徹底的に描かれる、イタリア映画界の名匠フェデリコ・フェリーニ監督の秀作である。カンヌ国際映画祭グランプリ、そしてアカデミー賞衣裳デザイン賞を受賞。(的田也寸志)

 冒頭の俯瞰から、いきなり8 1/2の世界。
余りにも有名なアニタ・エクバーグのトレビの泉のシーンをはじめ、映画史を彩った名場面の数々。若きマストロヤンニの美男子ぶり。
ニーノ・ロータによる有名なテーマ曲も、フェリーニ独特の映像世界に大きく貢献している。
彼の体臭さえ漂ってくるフェリーニ顔パスの五つ星作品、今はさびれてしまったチネチッタの撮影風景には往年の熱気が溢れ、映画ファンならこの映画を見ずして死ねない。

この時期、ネオリアリズモからの転換を図っていたフェリーニは、自らの映画スタイル確立についてかなり迷っていたようだ。ライバルたちが次々と秀作を発表していく中で相当な焦りを感じていたにちがいない。

上流階級の乱痴気パーティーシーンは、ヴィスコンティの<退廃>を、空飛ぶキリスト像や海辺にあがった巨大魚は、アントニオーニの<抽象>を模しているような気さえする。借りものの演出では伝わるものも伝わらない。本作品への評価が真二つに割れている一つの理由であろう。

映画は、ゴシップ専門の新聞記者マルチェロが平穏な生活を恐れて、巨乳女優やインテリ階級、没落貴族や映画関係者とひたすら乱痴気パーティーを繰り返す。その合間にパパラッチの過剰報道が挿入されるという構成だ。親しい付き合いをしていたはずの思想家や実の父親でさえ、気がつけば相手のことを何も知らないことを悟るマルチェロ。平穏で退屈な生活を恐れる人々の人間関係はなぜか表層的である。

唯一まっとうな生活を送っていそうなポニーテールの少女ヴァレリアと、マルチェロたち退廃組との間に横たわる<溝>が印象的だ。生命力に満ち溢れた少女の声も、心身ともに無気力に支配されたマルチェロの耳には届かない。安定した平和な生活に囚われそのまま腐っていくことを恐れた人々が辿り着いた先は、もはや自分たちの放つ悪臭でさえ気づかない退廃しきったバビロンであったにちがいない。
男女愛・親子愛・友人愛などの様々な愛のかたちを描いた作品だと感じた。そのどれもが満たされずに堕落していく人間の酷体が伝わってくる。理解できないのはマルチェロのイタリア語とハリウッド女優の英語の会話がいつの間にお互い理解していたのかと言うことであるが、作品全体に比べたら小さな事である。
この映画は、バブル経済時代を知っている人にはとてもよくわかる映画ではないかと思います。なぜなら、これは「泡沫」といわれるほど豊かさのあり余った社会をスケッチした映画なのですから。

いつまでたっても大人になれない男、手当たり次第に男と寝ては倦怠に陥る女、大衆と結託して空騒ぎを演出し続けるマスメディア、誰もが劇中の人物であるかのようなリアル感の欠如、きらびやかな外面とスカスカの中身、心を病む生真面目な人々…。この20年間に私たちが経験してきたことばかりです。

モノクロ画面のなかで夜のローマは妖しく輝き、遊び人たちは甘い生活を貪っている。そして馬鹿騒ぎの夜が明け、白々とした朝の光が射してくる…。漂う疲労感と罪悪感、「どうせこんな享楽も長くは続かないのだ」といった感じの諦念。まさに今の日本人のためにある映画といっても過言ではありません。さすがフェリーニは天才です。1960年にすでにこんな映画を撮っていたのですから。
人間の心のどこかを切り取ったかのような作品。誰もが、堕落と絶望をおそれつつも魅かれてしまうという部分はあるのではないか。それだけに普遍的な映画だと思う。
アメリカのスター女優、聖母出現への大騒ぎ、田舎からでてきた親父のうかれ具合、パパラツィオなどなど、今でもある社会現象を見事に描いている。イタリアの古い車とスクーターだけが時代を感じさせる。
3時間は長いけれど、それだけの中身のある映画だと思います。


ジャン=リュック・ゴダール 映画史 全8章 BOX [DVD]

ゴダールが10年の歳月をかけて作り上げた20世紀の映画史と呼ぶにふさわしい大作。映像の美しさ、5.1chのサウンド、膨大な文字情報、DVDの概念を革新した世界最高のDVD。

【特典】
京大助教授・浅田彰氏監修による、完全インタラクティヴ機能:
1.「映画史」で引用される映画・文学・美術・音楽 etc.がわかる「注釈画面」が満載。その数は第1章だけで500枚以上
2. 膨大な「注釈画面」を検索する機能が充実。「注釈画面」を登場順に一覧から検索できる逆引き機能ほか、本編を見ながら気になった作品の「注釈画面」を、その場ですぐに確認することも可能

【収録内容】
DVD1 第1章=「すべての歴史」(51分)
孤独の映画作家ロベール・ブレッソンの言葉で始まり、膨大な量の映画、文学、哲学、絵画、音楽のモンタージュがスタートする。

DVD2 第2章=「ただ一つの歴史」(42分)
歴史の孤独、物語の孤独。性と死は常に映画の大きなテーマだった。仮面の産業=映画は写真の継承者か。多様なテーマが重層的なサウンド展開する。

DVD3 第3章=「映画だけが」(27分)
批評家ダネーとゴダールが対論。歴史家の仕事は何か。歴史で起きなかったことを明確に記述することなのか。過激な映画史論が展開する。

DVD3 第4章=「命がけの美」(29分)
誕生や死、そして美。命がけの瞬間。美と創造と宇宙の時をめぐるヘルマン・ブロッホの「ウェルギリウスの死」の世界にサビーヌ・アゼマがいざなう。

DVD4 第5章=「絶対の貨幣」(27分)
絶近代絵画の父マネは、映画の父でもあったのではないか?「イタリア旅行」「無防備都市」「ウンベルトD」「道」「山猫」などの名作を排した戦後イタリア映画の黄金期の謎に迫る。

DVD4 第6章=「新たな波」(27分)
ヌーヴェル・ヴァーグはラングロワのシネマテークから生まれた。トリュフォーらヌーヴェル・ヴァーグの作家たち、そして彼らが愛した映画作家へのオマージュ。

DVD5 第7章=「徴(しるし)は至る所に」(37分)
レクイエムを思わせる静謐な最終章。終章はレクイエムを思わせる深い静謐さで展開する。タイトルはスイスのシャルル=フェルディナン・ラミュの1919年の小説からで、ゴダールが以前から映画化を夢見た、行商人の物語。世界の終焉を告げる行商人とは何者かを検証する。 J=L・ゴダールが10年の歳月をかけ、映画の誕生から未来までを極致に達した美しい映像で綴る渾身の傑作。本編映像の美しさと5.1chの音楽に加え、膨大な文字情報を収録し、単純な映像メディアを超えたインタラクティブ性の高いDVDとなっている。


この映画史は西洋文化の名画をゴダール自身が10年もの歳月をかけて1200本以上の
映画を編集したものです。

これらの名画群を観れば欧米の名画を一通り把握できるでしょう。
情報密度が莫大なのでまず1日DVD1枚を観る方がまとめて観るよりも
良いでしょう。

なぜゴダールが編集しただけの映画ダイジェスト版だけで欧米の名画が
わかるのか?

実際に欧米の名画を全てわかろうとするのは誰が編集しても不可能でしょう。
しかしゴダールは自身の観た映画3000本もの映画の中から厳選して、「映画史」
に編集しました。
どんな素晴らしい映画評論を読むよりも映画のハイライトシーンを少しずつ
観た方がその映画を観たくなるし、少しでもその映画のニュアンスがわかる。
まさに「百聞は一見にしかず」。
 ゴダールの「映画史」を見る度に私はタキトゥスの「年代記」を思い出す。ただの歴史書ではないのに、難解であるが故に歴史書としか認識されない‘文学書’。もし「映画史」に疲れたら、愛にテーマを絞った‘映画史’である、トレイシー・モファットの20分の作品「LOVE」をお勧めします。DVDで発売されるかどうかはわかりませんが、とりあえず12月3日まで東京京橋にあるブリヂストン美術館で見ることはできます。
夥しいフィルムの断片の氾濫。それらはデジタル加工され歪められた断片だ。言葉が、音が、ぶっきらぼうに投げ出される。断章はすばやく書かれ直ぐに消されてしまう。そしてそれらを追うことにいつしか疲れ、わたしたちは記憶の片隅に置き去りにしていた過去のフィルムを想起することを直ちに放棄する。過去が過去であることを停止する。懐かしさも想い出も剥ぎ取られた断片たちは、猥雑に意味不明の自己主張を開始する。フィルムの切れ切れたちは生みの親から離され名前も毟り盗られいわば亡霊と化して今は不死の存在へと生まれ変わった。これは映画のミクロコスモスの誕生である。映画史はたかだか100年。20世紀最大の芸術だ。過去を回顧するのはいささか性急すぎる。映画は記憶の再現ではない。無数の生の断片の集合だ。あまたの映画を殺すことなかれ。墓場から掘り起こし新たなる生を与えよ!テクノロジーは映像をいつでもいくらでも変容を繰り返せる再生可能なものとした。20世紀の歴史の表と裏とをメビウスの輪のように繋ぎながら、かつて仏映画の墓堀人のひとりだった作家は、そのまま映画の墓暴きの暴虐を企てたのだ。
ゴダールの映画史を映画館で始めた見たときの衝撃は、今でも覚えている。ゴダールが並々ならぬ思想家であることは、作品自体が語ってきたことである。そのゴダールが、映画史と銘打って製作したこの作品はフィルムで製作されず、ハイビジョン・キャメラで撮影されている。このこと自体が何を語るのか?映画史と題しながら映画にXマールを付した作品。この脱構築的構造が、作品の意味深長な意図を暗示している。
ゴダールは映画を語る振りをしながら、立派にヨーロッパ思想史の重層的な映像をモンタージュしてみせる心憎い演出を駆使する。未だにディテールの意味が繋がらない箇所が多い。スクリプトの採録文と映像を読み合わせながら、ゴダールに脱構築さるのは読者なのだろうが、その意味を体現さるにはゴダール並に英独仏語を母語として理解できることが条件なのであろう・・・。ただの映画小僧には退屈な作品であろう。
日本語では歴史とは客観的事実であり、一方、物語とはお話として作られたものだが、フランス語のhistoireには歴史と物語との両方の意味があり、それらが未分化な状態にある。そもそも歴史とは物語であり、映画におけるフィクションとノンフィクション、ドキュメンタリーの問題もそこに帰着する。


エマニエル夫人 [DVD]

"70年代に大ブームを巻き起こした、シルヴィア・クリステル主演による官能ドラマ。外交官の夫に呼ばれバンコクへやって来たエマニエルが、開放的な異国情緒の中で急激にSEXに目覚めていく。“ユニバーサル・ザ・ベスト¥1,800 第6弾”。" フランス外交官の妻がバンコクで開放的な異国情緒にほだされ、過激に繰り広げる愛の軌跡を描き、大旋風を巻き起こしたヨーロピアン・エロス・シリーズ。

異国情緒として、タイを選んだところが良いとおもいます。インモラルな雰囲気がうまく描けているとおもいます。
過去2度ほど投稿しましたが、何故か掲載されませんでした。でも、どうしても言いたいので、再々投稿します。
アメリカ版より色も綺麗で、例のタバコのシーンも長かった気がする。なんと評判の米アンカーベイ盤(廃盤)より綺麗です!ただ、この商品はpalからNTSCに変換してるので、早廻しになってしまい、やや音が高いです。残念ながらシルビアは出演していないが、特典映像のスタッフ達の思い出話は楽しい!(乗馬のシーンは男性が乗っているとか)以上良いところ。

ただ、どうにも納得いかない事が2つ。1・・日本語字幕がひどい。そもそも日本語として成立していない所が多い。エマニエルが絶対言わないと断言出来るいいまわしもあります。
ほかのDVDのレビューでどなたかが、「ユニヴァーサルの字幕は日本人がしていない」と書かれていました。制作費を安くするため他国人に依頼しているそうです。それでも最後に日本人がチェックしろよ!2・・あまりに興ざめなので、字幕をオフにしようとしたら、それもダメ。字幕が消せない!!


当時中学生でしたが、友人と有楽町に観に行ったことを憶えています。そして、びっくりしたのがOLや女子大生風の観客が多く、みんな真剣な眼差しで観ていましたね。

現在このようなDVDを鑑賞するとアダルト・ビデオの部門になってしまって、人の目を気にしますが、当時はエロチックな芸術品という感じで話題になっていました。

1995年にフランスのTVシリーズでも全く新しい内容で放映されていましたが、映画としてのシルヴィア・クリステル主演の『エマニエル夫人』シリーズは全5作です。それ以外にも多くの同題のDVDが売られていますが、そのほとんどが似ても似つかないB級ポルノ映画です。お間違いのないように!

それにしても、シルヴィアの裸体は美しいですね。ハイ!


エマニエル夫人 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]

【女性の性解放を甘美な映像で綴った大ヒット作】
エロス・フィルムに華麗なる革命をもたらした愛の名篇!

エキゾチックなバンコクに舞う妖艶な白い蝶
若妻エマニエルは官能の扉を開け放つ━━━

夫のジャンと暮らすため、彼が赴任するバンコクへとやってきた若妻エマニエル(シルビア・クリステル)。
陶器を思わせる白い肌と少女のように無垢な心を持った彼女は、たちまち現地の上流社会の男女を魅了し
彼女自身も彼らと肉体を重ねることで新たな性の価値観に目覚めてゆく。

やがてエロチシズムの真髄を説く老紳士マリオ(アラン・キュニー)の手ほどきを受けたエマニエルは、
本能の赴くまま夜の街へ出て、快楽の世界に身を委ねていく・・・。

性の深潤に触れたヒロインの恐れと喜びを、叙情溢れるソフトなタッチで描き、エロス映画の概念を覆した
記念碑的作品。

ファッション写真家出身のジュスト・ジャカン監督の洗練された映像感覚、ピエール・バシュレによる
甘美な主題歌も大きな話題となった。

【特典映像】
エロティック・サクセス
エマニュエル夫人に関するインタビュー

音声:仏語(2.0chモノラル)
字幕:日本語

※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございますのでご了承下さい。
70年代に大ブームを巻き起こした、シルヴィア・クリステル主演による官能ドラマ。外交官の夫に呼ばれバンコクへやって来たエマニエルが、開放的な異国情緒にほだされて急激にSEXに目覚めていく。“プレミアム・ベスト・コレクション”。



甘い生活 [DVD]

???作家を夢見てローマに出てきたものの、今ではしがないゴシップ記者に甘んじているマルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)の遍歴。彼が大富豪の娘(アヌーク・エイメ)と一夜を共にし、帰宅すると同棲相手が自殺未遂。取材で知り合ったハリウッド・スター(アニタ・エクバーグ)にはさんざん振り回され、唯一のより所でもあった知的な友人は、子どもと一緒に自殺してしまう。ショックを受けたマルチェロは乱痴気パーティへと興じていき…。
???空輸される巨大なキリスト像や、腐乱した魚など、シンボリックな映像を巧みに用いながら、現代ローマの狂気と紙一重の絶望的退廃が徹底的に描かれる、イタリア映画界の名匠フェデリコ・フェリーニ監督の秀作である。カンヌ国際映画祭グランプリ、そしてアカデミー賞衣裳デザイン賞を受賞。(的田也寸志)

この作品ではローマの建造物のきらびやかさと、
そこに住む人々の退廃をまるで対比させる様に繰り返し延々と映し出している。

人間、向上心を失うとどうなるかという警鐘を鳴らす作品だと思う。
その辺りを、何の目的もなく、ただその日楽しく生きるだけの人々と、
全く道徳観の無いパパラッチによって強烈に印象付けている。

面白いという類ではなく、後味も良くないが、
人間の一番醜い部分をクローズアップさせており、
目を背けてはいけない重要なテーマを主題にした映画だと感じた。
ヘリコプターに吊られ空を飛ぶキリスト像。。

この冒頭のシーンこそが、この映画の総てを物語っている、と言っても過言ではありません。

キリスト像をモノのように、剥き出しのままヘリで運び、それをゴシップパパラッチが、キリスト像を神としてではなく人と同じ目線で追う。
神への尊敬の無さ、信仰心の無さは倫理観の無さ、それゆえに起こる現代の心の荒廃、マルチェロの心の荒廃が集約されているのです。

どこかの子供はスプーン投げ少年みたいに、狂言的な聖母光臨を語り、それを信じた病人は死に、、アメリカの女優とトレビの泉で水浴びをし、、、恋人は自分勝手な愛で縛ろうとする、、
久しぶりに会った父は心臓を悪くし、唯一、良き心、、、、精神的支柱であったスタイナーは自殺をする。

信仰、文化、恋人、家族、友人といった、「価値」を失い、享楽的な「甘い生活」に浸っていくのです。

「誠実は美、不誠実は甘美。」

誠実で美しくあるには。誘惑や罪を退けるストイックさが必要で、だからこそ、真の「美」が宿るのでしょう。
堕落して享楽的に生きるのであれば、ただただ、甘い蜜を追い求める生活をすればよいのであって、そこには、何の強さもいりません。

良心の象徴、スタイナーは、、「平和が恐ろしい、見かけは平和でも裏に地獄があるようで子供の未来を考える未来は明るいといが、、、、」と告白し、秩序無き現代に失望し、、、、お互い愛し合い超然とした時間の中で安らぎを求めていたわけで、、、、妻を殺さず、子供と自分だけで無理心中をしたのは、、やはり、、子供だけを本当の意味で愛して、別の世界に行きたかったのでしょう。

マルチェロの嫉妬深い恋人に「ご自分より彼を愛することが出来るようになれば、幸福になれる。」
と、自己愛ではなく、犠牲の愛を説いてみたり、マルチェロと久々に出会ったシーンで、バッハの「トッカータとフーガ 二短調」を弾くなど、宗教、倫理を信ずる良心の死を示唆しています。

ひとつ、、気になるのですが、、バッハは敬虔なキリスト教徒で、数々の教会音楽を作曲作詞していますが、
実は「トッカータとフーガ 二短調」は、バッハ作ではないという説もあるのです。

そう、、それは、、つまり、、スタイナーが信じた「価値」も、、真偽の程が明らかではなく、、、、つまり、、、冒頭にも書きましたが、、この世の中は、信じる「価値」を失って迷走しているという隠喩が込められていると、、、

マルチェロが心のよりどころにしたスタイナーが信じたものさえも、、、真偽の分からない「価値」だったと、、
思いますが、、どうでしょうか?

甘い罪に堕落した生活、、、、乱痴気騒ぎをして、、朝の光を迎えます。

海岸に打ち寄せられた異様な巨大魚。。。それは、享楽的な生活から、邪悪に成りつつある心なのでしょう。

朝の光の中、川の向こうで、無垢で純真な少女が、、一生懸命マルチェロに話しかけますが、もはや、マルチェロには「その声」を聞くことが出来ません。

後戻りできなくなり、去っていく後ろ姿と、少女の表情がとても心に残ります。
この次期、ネオリアリズモからの転換を図っていたフェリーニは、自らの映画スタイル確立についてかなり迷っていたようだ。ライバルたちが次々と秀作を発表していく中で相当な焦りを感じていたにちがいない。

上流階級の乱痴気パーティーシーンは、ヴィスコンティの<退廃>を、空飛ぶキリスト像や海辺にあがった巨大魚は、アントニオーニの<抽象>を模しているような気さえする。借りものの演出では伝わるものも伝わらない。本作品への評価が真二つに割れている一つの理由であろう。

映画は、ゴシップ専門の新聞記者マルチェロが平穏な生活を恐れて、巨乳女優やインテリ階級、没落貴族や映画関係者とひたすら乱痴気パーティーを繰り返す。その合間にパパラッチの過剰報道が挿入されるという構成だ。親しい付き合いをしていたはずの思想家や実の父親でさえ、気がつけば相手のことを何も知らないことを悟るマルチェロ。平穏で退屈な生活を恐れる人々の人間関係はなぜか表層的である。

唯一まっとうな生活を送っていそうなポニーテールの少女ヴァレリアと、マルチェロたち退廃組との間に横たわる<溝>が印象的だ。生命力に満ち溢れた少女の声も、心身ともに無気力に支配されたマルチェロの耳には届かない。安定した平和な生活に囚われそのまま腐っていくことを恐れた人々が辿り着いた先は、もはや自分たちの放つ悪臭でさえ気づかない退廃しきったバビロンであったにちがいない。
わたしって、まったくクラシック映画をみないひとだったんですけど、この「甘い生活」はよかったです!美男美女がたくさんでてきて、マルチェロがとにかくカッコいいんです!!レンタルで借りてみましたが、最近出た、廉価盤をアマゾンで買いましたよ(^^)まわしモノではありませんが、お勧めでございます!
 正直に言おう,「何だこりゃ」と。
 ヘリで運ぶ石像。他人のボロ部屋でメイク・ラブのマルチェッロ&マッダレーナ。シルヴィアはポーズをとってローマの空港へ。頭に子猫を乗せたバカ女優は噴水へ。戯れる二人。神木を奪い合う人々と死んだ少年。マルチェッロの親父の病気。マッダレーナは求婚されるそばで誰かとメイク・ラブ。うるさいエルマを捨てて朝拾う。フリー・セックス集団のパーティ。家庭人スタイナー自殺。妻はパーティでストリップ。マルチェッロの奇行。舞い散る枕の羽根。浜辺にエイの化け物。何か合図を送る少女に,聞こえないよとマルチェッロ。聞こえないうちに再びバカ騒ぎへ手を引かれて行く。少女の微笑み。FINE。何のこっちゃ。
 これは胸の奥に作家を志しつつ,日々の快楽に埋もれてゆく男のアイデンティティを,デカダン的芸術の立場から,サディスティックかつエントロピカルに捉えて,圧倒的な映像の迫力で,容赦なく繰り出される狂おしいほどの熱情の華をセンシティブかつダイナミックに描くことに成功した,などと知ったかぶった評論を加えてみても,全く無意味であるとしか思えない。
 
 以上は初めて観た時のメモより。時を経てこのメモを読み,ハッとして観直した時の不思議な感動。名作と称される所以が,少し分かったような気がした。でも知ったかぶるのもおこがましいので星3つ。


恋人たち【字幕版】 [VHS]

ジャンヌ・モロー主演のルイ・マル監督第2作。閉塞的な日常を過していた新聞社主の妻ジャンヌと、若い考古学者ベルナールとの不倫の愛を描く。



エマニエル夫人 [DVD]

外交官の妻が繰り広げる性愛を描いた傑作官能映画。シルヴィア・クリステル、クリスティーヌ・ボワッソンほか出演。



恋人たち [DVD]

ルイ・マル監督がデビューからわずか1年後に作り上げた、大人の不倫愛を描くラブドラマ。平凡な毎日から逃れるように愛人との密会を重ねているジャンヌ。ある日、車が故障して途方に暮れている彼女の前に、若い考古学者・ベルナールが現われる。 第19回ヴェネチア国際映画祭 審査員特別賞を受賞したこの作品。恋が揺らめく姿、美しくも儚いルイ・マル珠玉の恋愛映画をヨハネ・ブラームスの調べが物語をさらに盛り立てる。



銀河 [DVD]

パリからスペインの聖地へ向かう巡礼の道を旅するピエールとジャンは、死の天使やサド公爵らと出会う…。巨匠ブニュエルが神と人間の関係を描いた幻想的な意欲作。
ルイス・ブニュエル監督の不可思議3部作のひとつ。ロラン・テルジェフ主演、ポール・フランクール、デルフィーヌ・セイリグほか。

巡礼途中に起こるいろいろなエピソードの連続。

あきらかに、故事を下敷きにしたものもあるようですし、
いろいろ深読みをしながら鑑賞できますね。
その意味では、何度見ても、いろいろな発見があって、
おもしろい。

全体として、一つのストーリーがあるようで、ないような、
まぁ、ぶにゅえる作品にありがちな「ゆるい」作品なので、

DVDの「シャッフル」ボタンをおして、気ままに鑑賞す
ることもできますよ。(これがけっこう楽しい)



Last updated:Fri Dec 11 18:47:08 JST 2009
アラン・キュニー - goo 映画
アラン・キュニーの出演・監督作品の一覧はこちら。アラン・キュニーのニュースや写真も見られます。
アラン・キュニー - 出演作品リスト [ ONTV MOVIE ]
「アラン・キュニー」が出演した映画作品のリストを表示します。
アラン キュニー - 映画を語ろう 2.0β
アラン キュニーの詳細. 姓名, アラン キュニー. よみ, あらんきゅにー. 欧文表記, Alain Cuny. 性別, (x) 男 ( )女. 誕生日, 1913 年7 月12 日. 没年月日 ... アラン キュニーが関わった映画. [All] · 恋人たち, 1958, rating is 0 stars ...
アラン・キュニー(Alain Cuny) のプロフィール - allcinema
[IMDB Search] · アラン・キュニーをYahoo!で検索 · Yahoo!で検索. 作品; コメント(0); ソフト(23); 評価. 【フィルモグラフィー】. 映画史 (1998), 出演 ... アラン・キュニー をamazon.co.jpで検索. 【Video】. カミーユ・クローデル [VHS]. 1992-03-18 ...
「アラン・キュニー」の出演映画・プロフィール | Movie Walker
「アラン・キュニー」の生涯出演映画は(18)つ。「アラン・キュニー」の共演者と出演作品を年代別で閲覧できます。
アラン・キュニー - あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]
アラン・キュニー - あのひと検索SPYSEE[スパイシー]は、ひとに関する情報をウェブから取り出し、まとめて見せる次世代検索エンジンです。
Yahoo!映画 - アラン・キュニー
映画情報が満載のYahoo!映画。ここではアラン・キュニーについて紹介しています。その他、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーやユーザーレビュー、オンラインで楽しめる映画作品などを紹介しています。
アラン・キュニー アーティストページ - TSUTAYA online
アラン・キュニーの作品やアーティストの最新情報が満載。アラン・キュニー情報はツタヤオンラインで!
「アラン・キュニー」の検索結果 NTT-X Store
ジャン=リュック・ゴダール監督が独自の視点で映画の誕生から未来までを膨大な映像と音楽、ナレーションなどを駆使して綴ったドキュメンタリーで、全5巻全8章からなるDVD-BOXである。ゴダールはこ... 26880円. (税込). 20.0%OFF. D110956137 ...
アラン・キュニー CD、DVD、Blu-ray、GOODS他一覧
アラン・キュニーのCD、DVD、Blu-ray、GOODS他一覧。ネオウィングはCD/DVD/グッズの総合ショップです。ポ イント割引最大15%、1000円以上送料無料、初回盤のリアルタイム確認、外付 け特典・ポスター等を無料で同梱、発売日お届け等のサービスを実施中!
アラン・キュニー - みんなのシネマレビュー
アラン・キュニー 関連一覧. [アランキュニー] (1908年07月12日). 【Alain Cuny】. メイン担当:男優. 新規登録(不明)【JTNEWS管理人っす】さん人物情報更新(2008-12-29)【+】さん ・Amazonにて検索・Googleにて検索・Yahooにて検索 ...
CinemaScape/アラン・キュニー
アラン・キュニー Alain Cuny. 出演. 年代順 コメント数順 ランキング順 平均点順. タイトル(製作年/国), 監督, コメント, 平均点(人数) ... アラン・キュニー の映画が好きな人. アラン・キュニーに似た名前. アラン・モロニー · アラン・キーストマン ...
DMM.com [アラン・キュニー(あらんきゅにー)] DVD通販
DVD通販 アラン・キュニー(あらんきゅにー)商品リスト。洋画、邦画、アニメなど新作予約DVDを最大26%OFFで販売!全国送料無料!
アラン・キュニー @ 映画生活人物情報
人物名, アラン・キュニー. 人物名英語. 公式サイト. 生年月日. 性別, 未入力. 血液型, 未入力. 国籍, 未入力. 出生地. 出身地. 現住所エリア ... [ アラン・キュニー@映画生活 ] └この人物のトップページへ ...
オールポスターズのアラン キュニー ポスター
アラン キュニー ポスター - オールポスターズ。ポスター、映画ポスター、アートポスター、絵画、額縁など50万点以上を販売しております。
アラン・キュニーとは - @PEDIA(アットペディア)
アラン・キュニーについてのページ. ... アラン・キュニーを含むブログはまだありません。 アラン・キュニーについてのブログが作成されると自動的に表示されます。 今すぐブログを作成する. 「アラン・キュニー」を含むウィキ. 2009-08-15 ...
アラン・キュニー:象のロケット≪映画DVD総合ナビゲーター≫
マシュー・マクファディン · ロドリゴ・サントロ · オリヴィエ・マルティネス · 明石家さんま · ルイス・ゴセットJr. ウーゴ・トニャッツィ · アラン・キュニー · キャシー・モリアーティ · アーマンド・アサンテ · エル・ファニング ...
アラン・キュニー とは
アラン・キュニーとは? 以下の映画がAlain Cunyと関連しています。ゴダールの探偵1985年パルコ=俳優座シネマテンエボリ1979年フランス映画社銀河1968年フランス映画社ローマに散る1976年ユナイト予告された殺人...
Amazon.co.jp: アラン・キュニー: ホーム
甘い生活 [DVD] ~ マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ、アヌーク・エーメ、 アラン・キュニー (DVD - 2001) .... エマニエル夫人 無修正版 [DVD] ~ シルヴィア・クリステル、クリスチーヌ・ボワッソン、 アラン・キュニー (DVD - 2001) ...
アラン・キュニー @ 映画生活人物情報
アラン・キュニー. 人物情報. 人物名, アラン・キュニー. 人物名英語. 公式サイト. 生年月日. 性別. 血液型. 国籍. 出生地. 身長. トリビア ... ノートルダムのせむし男〈1956年版〉, 出演. [ アラン・キュニー@映画生活 ] └この人物のトップページへ ...